食品の基準値
食品中の放射性物質の基準値については、年間1ミリシーベルト※)を超えないように設定されています。
これは、一般的な食生活の中で、基準値ぎりぎりのものを食べ続けた場合でも、食品から追加的に受ける放射線の量が年間1ミリシーベルトを超えないように設定された値です。
日本は、流通している食品の中で放射性物質によって汚染していると仮定する食品の割合をアメリカやEUと比べて高く設定していることもあり、より厳しい基準となっています。
※)年間1ミリシーベルトという値は、食品のさまざまな汚染物質による国際的な規格・基準を定めているコーデックス委員会が国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告を踏まえて定めている値です。