医療被ばくの平均値

医療被ばくの平均値

医療被ばくの世界の平均値は、年間0.6ミリシーベルトで、世界各国で毎年増加傾向にあります。医療被ばくが増えている最も大きな原因は、エックス線CTの普及です。
医療レベルの高い国は、医療被ばくが多い傾向があると言われており、日本の医療被ばくが世界平均と比べて多いのは、誰でもCT検査などを受けられる医療環境が整っていることも影響していると考えられています。
日本人が1年間に受ける平均放射線量は、医療被ばくの約3.9ミリシーベルトと自然放射線から受ける約2.1ミリシーベルトを合計し、年間約6ミリシーベルトとなります。