全ての世代への影響を
考えて出された基準値
年齢や性別によって、食品の摂取量や放射性物質が健康に与える影響は異なります。そこで、年齢や男女の別、妊婦など10区分に分け、追加的に受ける年間の放射線量が基準を超えない値を割り出すと以下のようになります。乳幼児を含むすべての制限値のうち、最も厳しい食べ盛りの13歳~18歳の男性の制限値120ベクレル(Bq)/kgを下回る100ベクレル(Bq)/kgを基準値に設定しています。最も影響が大きいと思われる世代の制限値を下回る基準値にすることで、全ての世代や性別に対してより安全な値になっています。