放射線の正体って一体!?

「1年間365日、対策が必要です」

こんなフレーズを最近耳にすることはありませんか?
日焼けや肌荒れの原因となる紫外線(UV)は、女性の敵。晴れの日も曇りの日も、一年中地表に降り注いでいるため、紫外線ケアは季節を問わず必要なのだそうです。

言われてみれば、スーパーやドラッグストアの店頭にも年中日焼け止めが並び、最近では小さいお子さん向けのものも見かけるようになりました。

では、紫外線が私たちの体に与えるのは悪い影響ばかりなのでしょうか?実はそうでもありません。私たちの体に必要なビタミンは、体内で作ることができず、特に骨の形成や成長を促すビタミンDは、私たちの皮膚が紫外線を受けることによって作られるため、骨の健康を保つためには紫外線は欠かすことができないのです。

もちろん食べ物では魚類やキノコ類にも含まれていますが、普段の食事からだけでは不足しがちで、日光にあたることも必要なのです。

意外な働きもしている紫外線、実は、放射線の仲間であることはご存知でしょうか?「放射線」と聞くと「恐いもの、特別なもの」と思う方も多いと思いますが、地球が誕生した時から存在していて、私たちと共生してきたものです。紫外線は太陽から出ていますが、放射線は大地や宇宙、空気や食べ物など私たちの身の回りのものからも、ごくわずかですが出ています。

また、よく「放射線」と「放射能」を同じものだと思われている人もいらっしゃいますが、少し違います。その違いを皆さんの周りの電球に例えてみました。意外と難しくない気がしませんか。



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